幼なじみは年の差7歳【完全版】
「良明って、浮気とか平気でするよね」
「…そうかもな」
…平気ってわけでも無かったけどね。
まぁ、事実は変えられないから何を言っても意味が無い。
「…私が居てもする?」
「あー…しないな、多分」
「なんで少し考えた上に“多分”なんてつけるのよ?」
「なんとなく」
なんとなく。
俺はもう他の誰ともしないと思った。
「多分、お前以外とはしない」
「…また多分?」
「うん」
麻実は少し複雑そうな顔をしたけれど、それでも笑ってみせる。
「でも病気持ちだったら嫌だな」
「案ずるな、既に検査済みじゃ」
「え、マジで?」
…よくわからないキャラで言ってみたけれど…そこに対するツッコミが無くて少しへこんだ。
いや、まぁいいけどさ。
「一通り病院で検査したけど白」
「えーいつの間に?聞いてないよ?」
「んな話、普通はしないだろ。
でも大丈夫だから安心して俺に任せとけ」
…て言うか、なんでこんな話になってんだ。
性病だの検査済みだの…アホか。
やっぱりムードのカケラも無い…。
「…とにかく、心配すんなよ」
麻実は、少し考えた後に笑った。