幼なじみは年の差7歳【完全版】


…冬馬兄ちゃんへのお礼。何かをしたいと考えていた。


「ねぇ、何か食べていかない?
時計のお礼に私が奢る!」

「おいおい、高校生に奢られる社会人がどこに居るんだよ。
まぁ…何か食べていくか」


苦笑気味に笑った冬馬兄ちゃん。
腕時計をチラリと見る仕草にドキッとする。

…冬馬兄ちゃんはやっぱりカッコいい。
モデルさんみたいに、スラリとしているんだけど無駄なく鍛えられた体。
顔もアイドル並みで、振り返る女の人は多い。


腕時計を見る仕草とか、髪をかき上げる仕草とか…王道と言えば王道だけど、やっぱりドキッとしちゃう。

それでもただのサラリーマン。なんか勿体無い。


「ここでいい?」

「あ、うん」


色々なお店があるけれど、ゆっくりお喋り出来るのはやっぱりファミレス。
まだ混む時間じゃないから、ゆっくり食事出来るし話も出来る。

窓際の席に案内されて、私たちは向かい合わせに座った。
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