青空、ハレの日☆奇跡の条件(加筆修正中)
(早く、空兎を追いかけなきゃならないんだけどな……)
内心で今の自分が楽しんでいることに苦笑する。
夢中になって、本来の目的を忘れそうになる。
(やべぇな……もう!)
クヲンは強引に大鎌を振るい切り、こう着状態を解いた。
腕の痺れが治りきっていないマリィはその衝撃で呆気なく、そして急速に落下していく。
「やりすぎたか!?」
助けるか、これをチャンスに空兎を追いかけるか迷っている間にマリィは大地へと叩きつけられた。
顔面蒼白となるクヲン。
いつしか迷いが吹き飛び、マリィが落ちた大地へと急ぐ。
「おい! 生きてるか!?」
砂煙が立ち込める地に着地すると、マリィは腹ばいになって倒れているのが見えた。
ピクリとも動かない。
いよいよ血の気が引いていくクヲン。
「おい!」
大鎌を放り、マリィを抱き起こそうとしたその瞬間―――
「ぷはっ!」
と、マリィが顔を上げた。
「…………」
あまりの出来事に、驚くよりも先に顔が引きつるクヲンは抱き起こそうとした姿勢のまま固まっている。
「ん? どうしましたか?」
マリィがキョトンとした顔でクヲンを伺う。磁器のような白い肌は土に汚れているが気にしている様子はない。
クヲンはそんなマリィの眼差しを受けて、安心したと同時に熱くなっていたものが冷めていくのを感じた。
大きく深く、溜息をつく。
内心で今の自分が楽しんでいることに苦笑する。
夢中になって、本来の目的を忘れそうになる。
(やべぇな……もう!)
クヲンは強引に大鎌を振るい切り、こう着状態を解いた。
腕の痺れが治りきっていないマリィはその衝撃で呆気なく、そして急速に落下していく。
「やりすぎたか!?」
助けるか、これをチャンスに空兎を追いかけるか迷っている間にマリィは大地へと叩きつけられた。
顔面蒼白となるクヲン。
いつしか迷いが吹き飛び、マリィが落ちた大地へと急ぐ。
「おい! 生きてるか!?」
砂煙が立ち込める地に着地すると、マリィは腹ばいになって倒れているのが見えた。
ピクリとも動かない。
いよいよ血の気が引いていくクヲン。
「おい!」
大鎌を放り、マリィを抱き起こそうとしたその瞬間―――
「ぷはっ!」
と、マリィが顔を上げた。
「…………」
あまりの出来事に、驚くよりも先に顔が引きつるクヲンは抱き起こそうとした姿勢のまま固まっている。
「ん? どうしましたか?」
マリィがキョトンとした顔でクヲンを伺う。磁器のような白い肌は土に汚れているが気にしている様子はない。
クヲンはそんなマリィの眼差しを受けて、安心したと同時に熱くなっていたものが冷めていくのを感じた。
大きく深く、溜息をつく。