青空、ハレの日☆奇跡の条件(加筆修正中)
「ん? なぁーに見てんの? せっちん」
仙太の視線に気づく空兎。仙太の心臓がビクンと跳ね上がった。
「い、いや! なんでもない!」
「はは~ん、ひょっとして水に濡れたアタシの体を見て興奮したとか?」
そう言われて、今まで気にしていなかった仙太の視線が自然とその方面へと注目してしまう。
が、慌てて視線を逸らして否定した。
「そんなわけない! ていうか、この状況下でふざけてる場合かよ!」
「もぉ~、な~んか緊張してるっぽいから、ほぐしてあげようって思ったのにぃ~」
「調子が狂うだけだよ……」
肩をがっくりと落として脱力する仙太。もう怒鳴る体力も残っていないのだ。
そんな仙太を見て、空兎は、からからと笑った。
戦場ともいっていい状況下でのあまりにも和やかなやり取り。
確実に場違いだが、それは今までどこか強張っていた仙太の表情を次第と柔らかいものにさせていく。
森に吹き抜ける心地いい風と相俟って、いい意味でリラックスしていったのだ。
「そんじゃ、そろそろ行こっか?」
尻についた土を払いながら空兎が立ち上がると、仙太も立ち上がる。
「うん……早いとこゴール―――」
その瞬間、仙太は言葉を詰まらせると同時に森の奥にキラリと光るものを見た。
直感が危険を告げる。
仙太の視線に気づく空兎。仙太の心臓がビクンと跳ね上がった。
「い、いや! なんでもない!」
「はは~ん、ひょっとして水に濡れたアタシの体を見て興奮したとか?」
そう言われて、今まで気にしていなかった仙太の視線が自然とその方面へと注目してしまう。
が、慌てて視線を逸らして否定した。
「そんなわけない! ていうか、この状況下でふざけてる場合かよ!」
「もぉ~、な~んか緊張してるっぽいから、ほぐしてあげようって思ったのにぃ~」
「調子が狂うだけだよ……」
肩をがっくりと落として脱力する仙太。もう怒鳴る体力も残っていないのだ。
そんな仙太を見て、空兎は、からからと笑った。
戦場ともいっていい状況下でのあまりにも和やかなやり取り。
確実に場違いだが、それは今までどこか強張っていた仙太の表情を次第と柔らかいものにさせていく。
森に吹き抜ける心地いい風と相俟って、いい意味でリラックスしていったのだ。
「そんじゃ、そろそろ行こっか?」
尻についた土を払いながら空兎が立ち上がると、仙太も立ち上がる。
「うん……早いとこゴール―――」
その瞬間、仙太は言葉を詰まらせると同時に森の奥にキラリと光るものを見た。
直感が危険を告げる。