ゴーストシステム
秀人は即死だったそうだ。

その知らせを聞いたセナは泣き崩れた。

秀人が死んだ。
毎日一緒だった秀人が。
大好きだった秀人が・・・死んだ。
嘘だと思いたかった。
誰でもいいからあれは秀人じゃない、死んだなんて嘘だと言ってほしかった。

当然のようにセナの頭はそんな事実を受け入れようとはしなかった。

が、そんなセナの思いにお構いなしに秀人の葬儀の話しが入ってきた。
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