ゴーストシステム
「もう大丈夫だよ。一人でゆっくり食べたいだけだから。」

秀人に食べさせないといけないというのもあったが、一人で食べたいというのも嘘ではなかった。

母は、

「そう」

と言ってセナの背中を見つめていた。

部屋に入るとちょこんと座っていた秀人が笑顔いっぱいに、早くごはん!と言うように両手を上に伸ばしていた。

「お待たせ」

料理を机の上に置き、秀人を膝の上へ乗せる。
< 38 / 116 >

この作品をシェア

pagetop