ゴーストシステム
「いいけど・・・気をつけて行って来るのよ?」

「わかってる。じゃぁいってきます」

玄関を開けるとあの日のように日差しがセナの目を眩ませる。
でもそこに秀人の姿はない・・・。

大丈夫?と言う様に小さな秀人がセナの手をクンっと引っ張った。

「あ、ゴメン。ちょっと眩しくて」

道路へ出るとあの事故があった方とは反対方向に足を向けた。
あの交差点を通ったら、また秀人を失いそうで怖かった。
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