ゴーストシステム
歩いているだけで汗が滲む。
少しすると公園が見えてきた。
幼い頃、秀人とよく遊んだ公園だ。

ぱっと秀人が手を離すと一目散にブランコへと駆け寄って行った。
そういえば秀人はブランコが大好きだったっけ・・・。

「セナー!押してー!」

「はぁーぃ!!」

小走りで秀人の元へ行き、後ろにつく。
ポンっと背中を押すと、小さな体は簡単に揺れ始めた。

キィ・・・キィ・・・

ブランコが揺れる度に鎖が音を立てた。
< 47 / 116 >

この作品をシェア

pagetop