ノイズ
沙織はゆっくりと頷いた。


その瞬間可奈は、背中にかき氷を入れられたようにゾッとした。



「死のサイト」を見た人は必ず死ぬんだって…………



昨日そう言っていたのは他ならぬ沙織自身である。


何かに呼ばれなければ、決してたどり着けないという噂の死のサイト。


文也も探したけれど、結局は見つけることが出来なかった謎のサイトだ。


沙織はいつそのサイトを見つけたのだろう。



「それいつ見たの?」



「…歯医者で順番を待つ間暇だったから携帯見てて……そしたら…偶然サイトが見つかったの……」



とにかく奇妙なサイトで「この部屋に入りますか?」の文章と入室の有無を尋ねる<Yes/No>の表示しかなく、少し迷ったが好奇心には勝てず、沙織はついYesを押してしまったのだ。




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