ノイズ
「…んなこと、当たり前だろ。それよかさ、具体的にどーすんだよ?」





「う~ん、それが問題なんだよね」




なにしろ、[死のサイト]と呪いに対する情報が圧倒的に不足しているのだ。




何もわからない以上対抗策もないに等しい。




「…とりあえず一人にしないようにするとか」




「学校はそれでいいとして、家はどうすんだ?沙織のお母さん夜勤とかあるんだろ?」




「沙織のお母さん看護師だもんね。夜勤の日は家に泊めようか?」




「勉強会やるって言って家に泊めよう。うん、それがいい」




頼りない具体策ではあったが、何もしないよりははるかにマシだろう。




「ま、最終的には携帯ぶっ壊せばいいんだしな」



文也が物騒なセリフを言いながら大きく伸びをした。
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