メガネ男子は俺様王子さま
今の言葉を問い正そうと顔を上げた時…
ダダダダッ…ダン!バン!ズダーッ!
物凄い大きな音がして、皆の目が一斉に扉の方に向きました。そこには…
息を切らしたカイが立っていました。
あ、扉の横の本を積み上げた山が崩れてます。
「ちょっと!静かに開けなさい。壊れます。社長もちゃんと片付けて。」
「いや、雰囲気作りにこの本の山は必須でしょ。古〜い傾きそうな感じが好きなんだから…」
……???こだわりがあるんでしょうか?根拠がよくわかりません。
それら呑気な会話を全て吹っ飛ばして、拓海が突進してきます。髪も目も天然色で服も仕事対応の大人っぽいものですが、あれ?雰囲気が拓海です。外見はカイなのに…?
「テメェ〜!約束が違うじゃねぇか!」
安斎さんの胸元をつかむと一気に詰め寄ってきました。
……また、約束?