メガネ男子は俺様王子さま

途端にあんなに騒がしかった辺りがシン…となり、みんなが一斉にこちらを振り返りました。



「あ…えっと、瑠奈さんが。ぐ、具合が…あの、わ、悪そうなので…その…」



心なしか避難めいた冷たく気まずい雰囲気に挫けそうになりながら、か細く震える声を振り絞ってなんとか主張すると、




「そうなの、珍しく急にさしこみが。美羽ちゃん心配してくれたのよね。ありがとう!慌てさせちゃってごめんね。もう大丈夫だから。お騒がせしました~。」



いつの間にか立ち上がっていた瑠奈さんが、私の手をしっかりと握りしめてみんなに向かって一緒にお辞儀をするように促すので、訳もわからないまま謝って回りました。


でも、なぜあんなに冷たい空気が流れたのでしょうか?
頭を下げながらも私にはさっぱりわかりませんでした。

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