私こそ光る☆君~グランプリ編~
怖い!!
怖いです、志乃さん
分かりました、本当のこといいますから!!
だからそんな目で見ないでください!!
『えっと、これを買おうと思って……』
正直に白状しながらコンビニの袋を差し出す。
志乃さんはそれを覗き込むようにして中身を確認し、唸った。
「これって栄養ドリンクじゃない」
先を促す視線に軽く頷いてから、続きを話す。
『このところ仕事キツイなって思って、それで志乃さんは疲れてないのかなって思って、それからいつも何かしてもらってばっかりだからたまには志乃さんのために何かしたいなって思って、気付いたら動き出してました。
結局こんなことしか思いつかなくて、しかも逆に心配させて迷惑かけちゃって、すごく申し訳ないです。
ごめんなさい……」
雷が落ちる。
そう思って身体を硬くし、小さくなって身構えた。
しかし、いつまでたっても志乃さんの声は聞こえてこない。
怖いです、志乃さん
分かりました、本当のこといいますから!!
だからそんな目で見ないでください!!
『えっと、これを買おうと思って……』
正直に白状しながらコンビニの袋を差し出す。
志乃さんはそれを覗き込むようにして中身を確認し、唸った。
「これって栄養ドリンクじゃない」
先を促す視線に軽く頷いてから、続きを話す。
『このところ仕事キツイなって思って、それで志乃さんは疲れてないのかなって思って、それからいつも何かしてもらってばっかりだからたまには志乃さんのために何かしたいなって思って、気付いたら動き出してました。
結局こんなことしか思いつかなくて、しかも逆に心配させて迷惑かけちゃって、すごく申し訳ないです。
ごめんなさい……」
雷が落ちる。
そう思って身体を硬くし、小さくなって身構えた。
しかし、いつまでたっても志乃さんの声は聞こえてこない。