私こそ光る☆君~グランプリ編~
えっ?
恐る恐る顔を上げると、予想と全く違った光景が目に飛び込んできた。
「……っ」
先ほどまで険しい顔つきをしていた志乃さんはその表情を柔らかなものに変え、口元を手で押さえていたのだ。
あ、れ……?
もう怒ってない?
呆然と見つめる私に気づくと、志乃さんは慌てて顔を背けた。
「わ、私はいいから、あなたが飲みなさい」
取り乱した様子の志乃さんを珍しく思いながら、答える。
『いえ、自分のもちゃんと買ってきました。
だから、これ飲んで一緒に頑張りましょう?』
数秒の沈黙の後、
「ハァ~ッ……」
と、長いため息を志乃さんは零した。
(この子、天然キラーだわ……
↑by 志乃)
うん、何だろ?
口元を覆っていた手で額を押さえた志乃さんに意味深な視線を向けられ、首を傾げる。
「やってやろうじゃないの。
こうなったら何が何でもグランプリ取るわよ!?」
急にメラメラと闘志を燃やし始めた志乃さんに、私はますます疑問に思うのだった。
ま、いいや。
恐る恐る顔を上げると、予想と全く違った光景が目に飛び込んできた。
「……っ」
先ほどまで険しい顔つきをしていた志乃さんはその表情を柔らかなものに変え、口元を手で押さえていたのだ。
あ、れ……?
もう怒ってない?
呆然と見つめる私に気づくと、志乃さんは慌てて顔を背けた。
「わ、私はいいから、あなたが飲みなさい」
取り乱した様子の志乃さんを珍しく思いながら、答える。
『いえ、自分のもちゃんと買ってきました。
だから、これ飲んで一緒に頑張りましょう?』
数秒の沈黙の後、
「ハァ~ッ……」
と、長いため息を志乃さんは零した。
(この子、天然キラーだわ……
↑by 志乃)
うん、何だろ?
口元を覆っていた手で額を押さえた志乃さんに意味深な視線を向けられ、首を傾げる。
「やってやろうじゃないの。
こうなったら何が何でもグランプリ取るわよ!?」
急にメラメラと闘志を燃やし始めた志乃さんに、私はますます疑問に思うのだった。
ま、いいや。