私こそ光る☆君~グランプリ編~
『うん、あのね、好きな人が隣にいてくれるってすごく素敵なことだと思うよ?
だけどね、私、その“好き”って気持ちがまだよく分かんなくて……』
ちゃんと気持ちを伝えなきゃ。
そう思うのに、そう思えば思うほど言葉がうまく出てこないのはどうしてだろう?
『今まで私は恋愛とか、自分のこととして考えたことがなかった。
だから、人のそういう気持ちにも気付いてあげられなかった。
ううん、気付かなかったんじゃない、気付こうともせずに目を背けてたんだと思う』
ゆっくり、言葉を噛みしめるように言う。
目の前の由梨亜に。
そして、自分自身にも……。
『怖かったから。
気付いてしまうことで、大切にしていたものが変わってしまうのが怖かったから。
それが、みんなをひどく傷つけた』
うまく、伝わるだろうか?
だけどね、私、その“好き”って気持ちがまだよく分かんなくて……』
ちゃんと気持ちを伝えなきゃ。
そう思うのに、そう思えば思うほど言葉がうまく出てこないのはどうしてだろう?
『今まで私は恋愛とか、自分のこととして考えたことがなかった。
だから、人のそういう気持ちにも気付いてあげられなかった。
ううん、気付かなかったんじゃない、気付こうともせずに目を背けてたんだと思う』
ゆっくり、言葉を噛みしめるように言う。
目の前の由梨亜に。
そして、自分自身にも……。
『怖かったから。
気付いてしまうことで、大切にしていたものが変わってしまうのが怖かったから。
それが、みんなをひどく傷つけた』
うまく、伝わるだろうか?