私こそ光る☆君~グランプリ編~
学校にいても考えることは変わらない。
先生には悪いけど、授業中も必死にノートに思いついた言葉を書き連ねていた。
けれど、それはどこかで聞いた言葉をそのまま並べただけに過ぎず、しっくり来なかったのだ。
期限は明日。
明日までには何としてでも歌詞を完成させなくては!!
「あの……」
当然声をかけられた。
ハッ!!
そういえば今、私はお昼ご飯に食堂に来ていたんだった。
ここには普通科の生徒もたくさんいる!!
こんなところでこんな顔してちゃダメ!!