私こそ光る☆君~グランプリ編~
『何?』


しかめ面を急いで引っ込め、無理やり笑顔を作って振り向いた。


ところが……?



「……っ、な、何でもありません!!//」


なぜか声をかけてきた女の子は赤面し、一目散に逃げ出してしまった。


何だったんだろうか?


首を傾げつつ席を立ち、全く手をつけていないままの食膳を下げる。

そのまま食堂を後にしようとすると、出入り口付近でまたもや声をかけられた。


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