lose faith
相変わらずザワついているフロアー‥社長と専務が二人一緒に社員食堂に居る事が珍しい為、社員の視線が集まっている。
益々、居心地が悪くなった波音は顔色が冴えない…
そこに秘書が二人のお弁当を持って現れた。
お待たせしましたと言って社長と専務の前にお弁当を置いた。
『ノン‥せっかくだから一緒に食べよう』
『‥ハイ』
それから四人で食事をしながら波音の会長宅での話を聞いた。
相変わらず周りからの視線を集めている4人のテーブル…波音、以外は慣れているのか?そんな事は気にもせずに会話をしている。
波音は向けられる視線に堪えられずに、段々と口数が減り俯いて行った。
それに気付いた浬は‥
『ノン‥どうした?』
『…‥』
『具合悪いのか?』
顔も上げずに首を振る波音‐‐‐
すかさず瞳真が‥
『波音チャン‥この視線が気になってる?』
波音はゆっくり瞳真を見ると頷いた。