センパイ、頑張って!
集中?
なにに?

わけの分からないまま、

「…………春菜…?」

呼んでみたはいいけど、さっきと違って意識してるからなんか恥ずかしい。

今まで一回も名前で呼ぼうなんて考えたことも無かったしな~…









って、

「山田!?」

その場にへたりこむ山田。

膝を抱いて体操座り見たいになってる。

もうすぐ花火だからこの辺りは人が少なくなってきてるからいいけど…

「…………どうした?」

俺も屈んで顔を覗き込もうとすると、

「いや~!
見ないでください~!

今とてつもなく酷い顔してるんで!」

「………なんで?

腹でも痛くなった?」

「腹………。



違いますよ…。

センパイがあんな格好良い声で春菜って………


キャ―――――!!!」
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