ヴァンパイア・コンップレックス
バタンととじたドアを
しばらくボーっと見つめていた。

ばれちゃった・・・
どうしよう・・・

まぁ黙っててくれるみたいだし
いいのかな?

いやいや!!
よくないよね。

しかも催眠かけられないことまで
知られちゃった。

どうして私は
ああも余計なことを
ぺらぺらと喋っちゃったんだろう。。

こうなったら、何としてでも
催眠かけるしかないっ!!

東雲っていったよね。

「・・・ん?東雲?
どっかで聞いた名前のような・・・

東雲、シノノメ・・・・

・・・あっ。」

そうか!!
朝、雅が話してた噂の東雲!!

優しくも何ともないじゃないかいっ!!


そう思うが早いか、
私は更なる情報を求めて
雅のいる教室へと急いだ。



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