ヴァンパイア・コンップレックス
教室に入って、
机に突っ伏してお昼ね中の
雅をゆすりおこす。

「ちょっと雅!!
東雲君について
追加情報ほしいんだけど~!!」


「・・・ん~
あ、慧夢。おかえり。」

寝ぼけた雅も可愛い。
っとそんなことより

「朝言ってた東雲君。
他に情報無いの?」

「そんなに迫んないでよ(笑)
東雲君ががどうかしたの?
なんか今日の慧夢は
朝からあやしすぎるぞっ!!

詳しく聞かせてもらおうじゃないの。
さもなくば慧夢に提供する
情報はありません。」

きっ・・・厳しい。
自分の失態はさらしたくなかったけど、
相談することとかも出てくるかもだし、
雅にはいっておいたほうがいいよね。

何より今は情報が必要だしっ。
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