ヴァンパイア・コンップレックス
「東雲君にばれた。」
意を決してつげた。

「へぇ。
でも記憶消しといたんでしょ?」
普通そうおもうよね。
今までもいつもそうだったしね。

でも今回は…
私が何も言わないことで、
事態の重大さを察知したらしい。
さすが親友。

「えっ?!消さなかったの?!
なんでっ?!
私だけじゃ
慧夢の理解者には
足りないというのぉぉぉ?!」


…ちょっとずれてるけど。


「かからないんだよ。
なんでかわかんないけど」

私は昨日からの経緯を
話して聞かせた。

お父さんの話も、
ためらったけど話しちゃいました。
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