あのころ、グラフィティ
「ごめん、マコに言わないでくれって言われたから。.....でも、もう来ないよ。」

「...なんで?」

「昨日、ひどいこと言った。」


ゆさじは少し、言うのをためらった。





「おまえがいなければよかったって言った。」

「...なんで...そんなこと。」



「あいつ見てると、強く思うんだよ。なんで俺なんだろう、病気はなんで俺を選んだんだろうって......同じ年で同じ町で育って、身長も体重もほとんど変わらないのに、なんで病気になったのが俺で、あいつじゃなかったんだって...。あいつがここに来るたびに、嫉妬して、、羨ましく思って、、でもなんもできなくて、、、悩むだけか...寝てるだけ。」


ねぇ、ゆさじ。
それを言われて、あたしは返す言葉ないよ。


「俺だって勉強したり、運動したり、友達だって、、恋だってしたい...俺にないもの、あいつは持ってる。...たったこれだけのことだけど、俺はあいつがいると、、そう思ってしまうんだ。」


あたしは初めて見せたゆさじの顔に戸惑ってしまった。


「なぁ、......死にたくないよ、俺。まだやりたいことあるよ。」


遠くを見つめ、涙をこらえたゆさじ。



それから1年後、

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