甘い恋~幼なじみ~
「ありさ・・・良かったのか?」










ありさは俺から離れてにこっと笑った。












「うん。未来が来てくれたから・・・。もう大丈夫。それにね、帝君・・・私に何もしてないよ・・・?」













「え?」













「郁美さんがね帝君に、私のこと襲わせようとしてた。だけど、帝君、郁美さんを止めてくれたの。だから、郁美さんが怒ってこの姿にされちゃって・・・。」














俺はありさに自分の上着をかけた。













「・・・ありがと。私ね、郁美さんの気持ち・・・分かるよ?郁美さん、未来のこと・・・本気で・・・。」













だけど、郁美を許すわけにもいかない。













「帝君ね、郁美さんのこと好きだったんだよ。だから、協力したみたい。」















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