告白
心臓がものすごく早い。
息も荒くなってくる。
無意識に唾を飲み込めば、ゴクリと予想外の大きな音。
がんばれ、がんばれ私。
自分で自分を奮い立たせる。
「話って?」
なかなか話し出さない私に、清水くんが先に話しはじめた。
「なんだか怖いな。
良い話しなら聞くけど、悪い話しなら正直聞きたくないな。」
清水くんは俯いて、こちらを見ない。
「あっあのね。」
私は俯いた清水くんの横顔に話しかける。
「清水くんに話したい事があって。
本当は、卒業式の日に言おうとしたんだけど、うまく言えなくて。」
まだ俯いている清水くん。
涙が出て来て、目が潤んで来る。
鼻水も出てくる。
「そっそれで、今日は、話そうと思ってて。」
「うん。」
返事はしてくれたけど、顔は俯いたまま。
鼻水がたれてきた。
ハンカチを出して鼻をおえる。
全然考えていた告白と違う。
きっと今、涙と鼻水で私すごい顔してる。
鼻をおさえてるハンカチを広げて、顔全部を隠したい。
息も荒くなってくる。
無意識に唾を飲み込めば、ゴクリと予想外の大きな音。
がんばれ、がんばれ私。
自分で自分を奮い立たせる。
「話って?」
なかなか話し出さない私に、清水くんが先に話しはじめた。
「なんだか怖いな。
良い話しなら聞くけど、悪い話しなら正直聞きたくないな。」
清水くんは俯いて、こちらを見ない。
「あっあのね。」
私は俯いた清水くんの横顔に話しかける。
「清水くんに話したい事があって。
本当は、卒業式の日に言おうとしたんだけど、うまく言えなくて。」
まだ俯いている清水くん。
涙が出て来て、目が潤んで来る。
鼻水も出てくる。
「そっそれで、今日は、話そうと思ってて。」
「うん。」
返事はしてくれたけど、顔は俯いたまま。
鼻水がたれてきた。
ハンカチを出して鼻をおえる。
全然考えていた告白と違う。
きっと今、涙と鼻水で私すごい顔してる。
鼻をおさえてるハンカチを広げて、顔全部を隠したい。