赤い愉楽
あの日以来エミとは疎遠になった。



口もきかない。
目も合わせない。



もちろん二人で笑いあったりもしない。




ざわつく教室の中
僕はエミしか見ていないというのに。



しかし口も聞きたくない奴はよく話しかけてくる。



「猫は焼却炉に放り込んで置いたぜ」



鬼軍曹がそういって近づいてくる。


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