赤い愉楽
でもね。
その時声が響いたんだ。


野太いその声は
僕にとって救世主の叫びだったんだ。


「エミ!」


その声に振り向くエミ。


「先生がお前らを助けてやる!
俺を開放するんだ!」


「鬼軍曹!」


エミがうなずいて走り出した。

ワタヌキの手下もそれに気がついて
捕まえようとする。
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