pure love
家まであと100mのとこらへんだった。
゙チリンチリン゙
自転車のベルが聞こえる。
明らかにバイクでも通れる隙間はあいていた。
私はギリギリまで横によった。だけど、しつこくなるベル。
(誰やねん?)
私は睨みながら振り向いた。
「亮太、原田!」
原田と原田の自転車の後ろに乗っている亮太だった。
「よっ!」亮太は右手を私の方に向けた。
原田は私の歩くペースに合わせて自転車を漕いでいる。
「あんたら何してん?!」私は本気でびっくりした。
「今日行くって言ってたやん」亮太が笑顔で言う。
「言ってたけどまさか今日とは思わへんよ」私は微笑しながら言った。