pure love

「それにテスト前日やで?」原田がため息をついた。

「俺らがさー勉強するように見える?」

ごもっともです、全く見えません。

「うん、見えへん」

「だから竜太と遊んでんねん」今度は亮太が答えた。

「ってかさ、お前等何時間校門の前で喋ったら気済むん?」原田がバカにしたように言う。

私はムカついたので原田を思いっきり睨んでやった。

「竜太、そんなん言ったんなよ。女の子はいっぱい喋ってる方が女の子っぽいし」

「はいはい。悪かったよ〜」わざとらしくいう原田に笑う。


私はそんなことよりも亮太に会えたことが嬉しくて嬉しくて。

心臓の音が聞こえるんじゃないかと心配になった。

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