【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
「…いいですよ」



私は鈴香に先に戻ってて、と言い先輩たちについていった。



私は人通りの少ない裏庭に連れていかれた。



「──大橋菜摘さん」



茶髪の先輩が急に振り返り、私の名前を呼んだ。



「え、なんで私の名前を…」



「あなた、江川くんと仲良いわよね?」



先輩は私の質問には答えず、問い掛けてきた。


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