しあわせ色の恋~想いよ、永遠に~
私が言うと、また壮吾の手が頭に伸びてきた。
そして、私の大好きな笑顔になる。
「頼もしいな、おまえ」
その言葉に、私も笑みを返す。
「この前も言ったけどさ。あいつの事、頼むな」
うん。と大きく頷く。
壮吾の大きな手に撫でられた頭が、部分的に熱くなる。
全細胞が震えあがって、私の中は、もう壮吾一色。
照れ隠しの為に、壮吾からもらったオレンジジュースを口に含んだ。
熱を持った体の中を、冷たいオレンジジュースが流れて行く。
壮吾とこのまま一緒にいたかったけれど、それをぐっと我慢して手を振った。
壮吾が一緒に来てくれると言ったけど、壮吾がいたら、ダメなんだ。
レオくんに冷たくされたときに、どうしても甘えてしまうから。
私1人じゃ、レオくんは相手にしてくれないかもしれないけれど。
レオくんの支えになると決めたのは自分だ。
相手にされなくてもいい。
その覚悟で行く。
少しずつ。
本当に少しずつでいいから、レオくんと、普通に話せるようになりたい。