しあわせ色の恋~想いよ、永遠に~
「あ…… おはよ」
壮吾とコウ先輩と駐輪場で別れた私達は、昇降口で靴を履き替えるレオくんにばったり会った。
私がぎこちなく声をかけると、レオくんは、靴箱に手を伸ばしながら私を振り向いた。
だけど、すぐに目を逸らすレオくん。
昨日の事に触れることもなく、無表情のままで靴を履き替えている。
今、レオくんはどんな事を考えているんだろう……。
私のあまりのしつこさに、本気で嫌いになった?
――ポン。
私の手を包み込む、日和の手。
日和……
うん。 大丈夫。
まだ、レオくんの態度に俯いてしまうけど、すぐに顔を上げることができるから。
もう、大丈夫。