しあわせ色の恋~想いよ、永遠に~
何か言わなきゃ。
でも……何を……?
「正直、迷惑なのよね」
「………」
「あの子の存在を知ったせいで、先生がうるさくなっちゃって」
「………」
「医者って、すぐに連絡したがるから」
「………」
「それに――」
それに?
「あの子とは、もう終わったのよ」
終わった?
「何の関係もないの。だから、もう、ここへは来ないで」
何の関係もない?
親子なのに?
「それ、本気で言ってますか?」
声が震えた。
「レオくんが、どんな覚悟でここまで来たか知ってます?ずっとずっとお母さんのことを想って、ずっとずっと会いたがってて……。ずっとずっと――」
「他人のあなたに、何がわかるっていうの?」
「……え?」
「出てって」
「………」
「もう、二度と来ないで」
暗闇に、突き落とされた。
どうしてそんなことが言えるの?
どうして――…
でも……もう、何も言葉が出てこなかった。
やっぱり、私は、弱い。
何もかも中途半端。
私一人じゃ、解決出来ない。
役立たず……