しあわせ色の恋~想いよ、永遠に~
どうしよう……
この前みたいに倒れてたら、どうしよう。
早く!!!
早く、靴を脱がなきゃ!!!
「何、してるの……?」
背後で聞こえた声。
今にも消えそうな、弱々しい声だった。
ドクンっと心臓が跳ね、勢いよく振り返った。
と同時に、腰の力が抜けてしまった。
ヘナヘナと、玄関に座り込む。
「……よかった」
体重を支える両腕が、小刻みに震える。
「何勝手にヒトの部屋に――」
「本当によかった」
「――…ッ!!!」
まだ足は震えたままだったけど、カバっと、レオくんのお母さんに抱き着いた。
体重をうまく支えられなくて、お母さんの体がよろける。
「……ちょ…」
「また、倒れたのかと思った」
「………」
「どうもないんですよね?」
「………」
「よかった……」