しあわせ色の恋~想いよ、永遠に~


「わ、私ですか?」


コクンと、先輩が頷く。


「私は、日和とバレーですけど」

「出来んの?」

「たぶん……?」


曖昧に疑問系で答えた私に、先輩が噴き出した。


「そこ疑問系かよ」


私も自分で答えておきながら、おかしくなる。

2人でクスクスと笑いあう。


すると、先輩はいきなり神妙な面持ちになり、私の目を見てきた。



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