しあわせ色の恋~想いよ、永遠に~
「え、あれ?ふたり一緒だったの?」
レオくんの後ろでちょこまかと歩いている私に、公園で待っていた日和が目を丸めた。
「あ、うん。 途中でばったり会って」
「へー。そうだったんだ」
私からレオくんに視線を向けると
「よかった。来てくれて」
と、日和がほほ笑んだ。
レオくんは、プイっとそっぽを向く。
そのまま、ひとり先に歩いて行ってしまった。
レオくんの背中を眺めた日和は、肩をすくめて苦笑した。