Last Sound
バード先輩は満足げに笑って、どこかへ行ってしまった。
「今言われたこと、絶対に実行しよう」
俺の言葉に全員が頷いた。
『…○○のみなさん、ありがとうございました』
どうやらブレイクダンスが終わったらしい。
『それではー…!
ステージのトリを飾る、彼らに登場していただきましょう!
今年新設された軽音部、トラウムのみなさんです!!』
「っしゃあ!行くぞ!」
ハイタッチをして、走ってステージに上がった。
ステージに立つと歓声がハンパなく。
圧倒される俺たち。
ステージ前は人で埋まり、
一気に緊張が高まる。
こんなに人、集まんのか?
俺、ヤバイ。
めっちゃドキドキしてる。
「さあ!それでは始めていただきましょう!」
全員が楽器の前につくと司会者が言った。
「我が高校に音楽の旋風が巻き起こる!
それではトラウムのみなさん、よろしくお願いします!!」