偽りなく言葉に





唇を放そうにも後頭部を抑えられ動けないし、
漏れてしまう声と激しく角度を変えるキスで力も入らなくなる

でも……




「いっ!!」





私は男の弁慶を蹴り緩んだ手から離れる


…ヒールを履いていて良かった





「マーヤ先輩…ソレはないでしょ?

知ってますよね、弁慶の泣き所って」




「悪いのは君でしょう?」





「…素直じゃないですね」





前にも言われた言葉。
素直なんてイラナイの
だって付け込まれたら
内心終わりでしょう?





「でもすぐに素直にさせてあげますよ」





そう微笑んだ男に私の体は鳥肌をたたせた

だけどこの体はこの男を欲している、そう
あの時のように…







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