純粋☆2
夢芽の部屋に移動して2人はゆっくりする。



「まさか来月からひろくんと一緒に住めるなんて夢みたいだよ…」



「そうかな?俺も一緒に住めて嬉しいよ…」



「なんでさ…バイトしなくてもみたいな話したの?」



「普通はさ…男が働いて彼女や奥さんを養うのが当たり前じゃないか?まあ女の子だからお洒落したいのも分かるからその時は服とか買うの付き合ってあげるから」



真剣な眼差しで夢芽に話す博人。



そんなに自分の事を思ってくれてるなんて嬉しいよ…


「でもさ…正直バイトしてみたいんだよね…働いたお金でさ物とか買ってみたいし」



夢芽の思いを聞いた博人は


「じゃあバイトしてもいいよ…学校に支障が出ないって約束するのと…夜中までバイトしないって約束してそれでバイトするって言うなら探してもいいからさ」


「うん…わかったよ」



考え込む様に返事をして答えた。



2人は話しているうちに眠ってしまったのだった。
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