年上彼女
不良が去って行ったのを
確認すると
「大丈夫だった?」
掴まれていた腕を
無意識に擦っていたから
心配そうに、彼が声を掛けてくれた
その瞳は、
優しさが溢れてて…
丁寧に彼にお礼をすると…
なにか、言いたげな彼の顔…
少しの間だけ、
2人、見つめ合ったその時、
もう一人の少年が
私に声を掛けた
「さっきのやつら、そのへんウロウロしてるかも
しれないから、駅まで送るよ」
その少年があまりにも
スムーズで自然に
事を運ぶ
そして、
あれよ、と言う間に
私の背中を押し、
駅に向かうことになった
私は、ずっと
彼の方を見てたのに…
この少年…
若いのに、オンナ慣れしすぎっ!
私の背中を押し、
駅に向かうけど、
私は…
彼のことが気になって、
立ちつくす彼を
度々、振り返って見てた…