ケータイ小説家
今…真哉はその背筋も逞しい
背中をアタシに見せ…
シャツを着る。



これが…マサヤが帰るサイン。


家族の元へ帰るサイン。



何を話すわけでもなく…
真哉は髭をたくわえた口に
タバコをくわえ…


いつものように…
時間を気にしながら…
ただ黙って着替える。




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