ケータイ小説家
「ん…オレからメールするから」




そういつもの言葉を残したまま…


アタシを広くなった
ベッドに置きざりにしたまま…




貴方はドアを閉める…




そして…
闇夜のとばりの中に潜む悪魔に
連れ去られるように…




貴方はアタシの傍から
消えて行く。




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