腹から叫べ!

「明日の朝10時にここ集合!勝負の内容は水泳な!」

「はっ。やらねーよ。」

「勝った方は負けた方に1つ命令できる。どうだ?負けるのが怖いか?」

「っんなわけねーだろ!やってやろうじゃねーか!」

「そう来なくっちゃ。絶対来いよ。」

「そっちこそ怖じけづいて逃げんなよ!」

「はは。」

九条は唾を吐いて帰っていった。

「おいナイン君。お前なんで勝手に約束してんの?」

「はは。」

「いやいいよ。あいつとはいずれ決着つけないといけないと思ってたから。」

「決着って…ガク君が勝ったんじゃないの?」

「いや、こうなんていうか…気持ち的な決着。」

「…ふーん。」

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