先生との恋☆Second・Story☆完結☆
あたしが食べれないからと言って、食べたいと思っているのに我慢して貰うなんてかなり申し訳ないし。
あさみも椿も、その点あたしの事なんて気にしないでガンガンあたしの目の前で美味しそうに食べる。
「いる?あげなーい」なんてわざと言ってきたり。
それが、嬉しい。
でも聖くんはあたしのそんな気持ちがいまいち理解出来ないのか
「変なの。…ま、心ちゃんが嬉しいなら良いけど」と呟きボタンに手を伸ばした。
「お待たせ致しました」
「白ぶどうジュースだっけ?」
「うん」
「白ぶどうジュースと……ジャンボチョコレートパフェで」
あたしが食べれるなら食べたいと思っていた、さっき選んだパフェを選ぶ所も……本当に遠慮が無い。
「少々お待ちください」
注文、と言っても2品しかないけれど復唱して去っていった店員。
メニューを閉じて戻した聖くんは“さぁ話すぞ!”と言うようにこっちを見据える。
「……仕事終わりで付き合って貰って大丈夫?」
できれば今ここで聖くんとあたしが会っている事を高橋に知られたくない。
部屋に戻っていないあたしに高橋が気付いて探しに来るのは時間の問題で。
一緒にいるところを見られれば何を話してたんだと詳しく聞いてくるだろう。
だから早く聖くんに話して、話を聞いてもらって、知りたい事を教えてもらい部屋に帰って休みたい。
だけど部屋に戻ればそのうち高橋がやってくる。
……会いたくない。
会わずに今日を終えれる方法ってないかなぁと思いつつも、聖君を見る。
まずはさっきのことを話さなきゃいけないよね。
早く本題に入りたい気持ちもあるのにいきなりは入れずどうでも良い言葉が口から出てしまった。
「それなら気にしなくて良いって!俺いっつも仕事終わりに秋ん家行ってはしゃいでるし」
「あぁ……」
「あ、でも今日は最後の患者が厄介でさー…疲れたんだけどね」