先生との恋☆Second・Story☆完結☆
「うん。高橋と同じ医者の」
スプーンを止めてあたしを見る聖くん。
「え、もしかしてこの病院にいるの?」
「知ってるの!?」
やっぱり!
あたしがずっ、とテーブルの上に腕を置いて聖くんの方へと近づくと、聖くんの表情が曇った。
「知ってるー……けど、それがどうしたの?」
聖くんの表情から、良くない事を知ってるんじゃないかと思いながらも、先にあたしの話を聞いて貰う事にしてあたしは話しだす。
あたしの検査、高橋だったのに須藤先生が好意で代わってくれたこと。
その検査で言われたこと。
……高橋の事を「秋くん」って言っていた事も言おうかと思ったけれど、止めた。
半ば愚痴のようになっちゃったけれど、聖くんは時々あたしの顔を見ながらパフェを食べ進めて。
最後まで聞いてくれた。
「……疲れた」
「お疲れ」
久しぶりにこんなに一方的に喋ったかも。
後ろに体重を移動させて背もたれに体を預ける。
パフェも喋っているうちに食べすすめてくれだけあったものが最後のシリアルまで到達していた。
それをスプーンで砕く音が結構激しく聞こえてくる。
「……で、心ちゃんは?」
「…ん?」
ザクザクスプーンを上下に動かして砕く作業を見つめながら聖くんは口を開く。