先生との恋☆Second・Story☆完結☆

離れた所に畳まれた布団が目に入った。


「俺もう仕事に行くけど。コレ、鍵ね。合鍵無いから渡しとくけど、今日出かける予定ある?」


え、もう?と思いつつも聖くんの格好を見れば外出する準備万端で。


準備をしている間部屋の中を動いていたはずなのに全く気付かず寝ていたんだと思えば、自分に笑いが出てくる。


今日……は。


「昼からバイト、かな」


「何時終わり?」

「22時」


「じゃあ俺の方が全然早いなー…。じゃ、下の郵便受けに入れといて」

そう言って差し出される鍵には、可愛いディズニーキャラクターのキーホルダーが。

受け取り眺めていると「可愛いでしょ」と笑顔の聖くん。

「あ、鍵は836ね」

「…鍵?」



「下の郵便受けの。一応教えとく」

「あぁ……」

「ちょっと固くて開きにくいかもしんないけど頑張って」

「はい……」



まだ眠たくて、あくびしながら返せば、笑われてぽんぽんと頭を撫でられた。

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