先生との恋☆Second・Story☆完結☆
ここに来る途中までに大体の心の希望するリングの形は聞いた。
一番最初に派手じゃないのが良いって言うから、そこまで派手な種類のリングを置いてなくて、そこまでブランドに詳しくない僕でも知っているようなお店に見に行こうかと言った。
華奢なデザインがいいんだよなぁーってぼんやりと呟く心に何で?と聞けば。
「だって、仕事につけておかしいやつはダメでしょ」
そう言う心に申し訳なくなった。
「そうだけど……」
「シンプルなやつだったらまだ大丈夫かなって思って」
心は当たり前かのようにそう言っているけれど。
「確かに普段付けれる時は限られてしまうし、付けれない時の事が多いと思うから……ずっと付けてる心がいいのにしよう?」
心に買うのだから。
多少派手でも、
仕事以外で付ければ問題ない。
僕のことばかり考えて選んでしまいそうな心にそう言えば、うーんと困った顔をされた。
「……入りずらいなぁ」
「えぇ?」
「高橋入れる?」
「一人はちょっと気まずいけど、心がいるし」
入り口で少し立ち止まる。こういう所は初めてだからちょっと緊張する。