きみのとなり


コツコツ…ーー




夢かな?




コツコツ…ーー




「んー…」




何度も窓を叩く音が聞こえて、私は目を覚ました。




まだ頭がぼうっとしている。



「ハァ……」



虚ながらも私はゆっくりと起き上がり、まどの方に顔を向けた。




「ハァ……誰…?」



ダメだ。



ぶっ倒れそう。




「っ…ごめっ…」




私はベッドから出ることができずにそのまま、また眠りに着いた。









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