ラブミラクル

羅依李side~

転校初日。
「きゃー」
・・・うるせーな。
まじうざったいだけなんですけど?
叫ぶだけしか脳がないやつら。
あほ過ぎて嫌になる。
俺は不審者かっての。
ま一応あいそよくしてるか。

・・・ん?
あそこにいる女何やってんだ?
・・・寝てる?
つかこの騒音の中寝てんのか?笑
「あー笑った~やばいちょーかっこいい!!」
あいつ誰?
興味わいたわ。
俺を笑わせるなんて
たいしたもんじゃねーか?
まっこのうるせーやつらがいなきゃ
・・・面白くなりそーだな?笑

聞いたところじゃあいつは、
雄喜麗。生徒会長で学級委員長。
ふーん。
バリバリの優等生か。
ますます興味沸いたわ。
今年は楽しくなりそうだわ。笑
「おはようございます」
俺の笑顔に見ほれて
動かなくなった雄喜麗に
「あの?・・・」
転校初日で不安なんですオーラ全開の俺。
「あっ、ごめんなさい。・・・・・あなた誰?」
・・・・・・は?
「麗ー?」
雄喜麗の親友らしきやつが
一言謝り、雄喜を廊下まで引きずっていった。
「っふ。はは。あははっ」
俺は久しぶりに大声で笑った。
・・・おもしれーやつ。
俺はあいつをおとす。
ぜってー好きにさせるわ。
俺にできねーことなんてねーし。笑
俺の学期目標決定。
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