恋形

兵藤の自宅
兵藤は少し薄暗い台所で鼻歌を歌いながらケーキを作っている

うまく出来たのか時々
口元をゆるめる
とても幸せそうだ

途中少しだけタンスの上に置いてあるカレンダーに視線を移す
そのカレンダーには
(HappyBirthday唯)と書かれていた
兵藤は唯の誕生日に送るBirthdayケーキを作っていた

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夕方、喫茶店ピースから出てくる

考太「ごめんね」

突然謝る考太

唯「ううん。大丈夫だよ。仕事ならしょうがないよ」
考太に緊急の仕事が入ったようだ

考太「ごめんね。最近ちょっとだけ忙しくて」

唯「うん。体に気を付けてがんばってね」

心配してくれる唯をみて考太がニヤケる

唯「なにニヤケるのさぁ〜」

考太「いゃぁ〜なんかいいなぁって思って、結婚したらずっと
こういうのが続くのかなぁって!!」

唯も結婚という言葉を聞いてニヤケる

唯「続くかもね」

考太「うふふ」

唯「うふふ。はい!いいからいってらっしゃい!」

考太はにやけながら答える

考太「いってきます」

唯「いってらっしゃい」

考太は唯を見ながら後ろ向きで歩いていく
唯はそんなニヤケてる考太に手をふる
そんな唯もニヤケている

考太は何度も振り返り唯に向かって手をふりながら歩いていく

兵藤の自宅
ピンクの文字でHappyBirthday唯と書かれたチョコプレートをケーキに飾り付け自慢げに手を腰にあてる
唯へのBirthdayケーキが完成した

ビルの一室の料理教室
エプロンをしている考太がいる
唯と別れて着いた場所は会社ではなく料理教室だった
考太は先生に教わりながらケーキを作っていた
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